Q.

娘が大学生になり、上京して一人暮らしを始めるのですが、住民票などは移した方がよいでしょうか?

大学は2年制ですし、大学を終えた後は地元に戻ってくるといっているので、住民票を移すべきかどうか迷っています。

A.

住民票を移した場合のメリットとデメリットを考えてみましょう。

住民票を移すと、どの様な点に影響が出るのでしょうか。

  • 国民年金の手続き
  • 運転免許の更新手続き
  • 成人式の案内
  • 選挙
  • 国勢調査

国民年金の手続きはご両親が代わりに行ってあげれば済むことですので、気にすることではなさそうです。

国勢調査も同様です。本人がいなければ困るものではありません。

運転免許の手続きは本人が実際に行う必要があります。

ですが数年に一度のことですので、そもそも大学の在籍期間中に免許の更新が無ければ何の影響もありません。

あったとしても夏休み・冬休み・春休みなどの長期のお休みの帰省中であればその時に実家から行けば済みます。

選挙は、選挙権があるということであれば行った方が良いですが、実家に住民票があって、実家での選挙にもどうしても行きたいのに遠くて不便!という事であれば深刻な問題ですが、そもそも住所地からすぐに行けたとしても行きますか?

やはり、一番大きなイベントとしては、成人式ですね。

住民票を転居先に移してしまうと大学のある引越し先の住所地で成人式に出席することになります。

高校や中学の同級生が顔を合わせる貴重な機会にその地元での成人式に参加できないで、誰も友人のいない転居先で成人式を挙げる人はごく少数はでしょう。

また、成人式の晴れの姿をご両親が見れないということであればそんな残念な事はありません。

 

では、仮に住民票を移すとなるとどの様な手続きが必要になるでしょうか。

まず実家の市区町村の役所で転出届を提出し、転出証明書を受け取ります。

そして引っ越した後14日以内に新住所の役所に行き、転入届を提出します。

これらの手続きには、身分証明書と印鑑が必要になりますので、必ず持参する必要があります。

そして、住民票を移動したら、運転免許証の住所も変更しなくてはいけません。

新住所の警察署、または運転免許センターなどで免許証の住所変更を行うことになります。

このサイトでは、引っ越しても住民票を移移さないことをお勧めしている訳ではありませんが、手続きが面倒・すぐに実家に戻るからといった理由で、住民票を移さない学生の方がほとんどだといった実態をお伝えしているに過ぎません。

ですが、上記のように一時的な上京の一人暮らしで住民票を移す利点は殆ど見出すことができません。

その点を酌み取って決めて頂ければと思います。